株主優待銘柄はいつまでに買う?権利確定日の2営業日前が正解

株主優待はいつ買う?権利付最終日・権利確定日・権利落ち日の関係を示した図 投資

株主優待は「権利確定日」と呼ばれる日の2営業日前までに株を買えば受け取れます。

たとえば、権利確定日が平日の「3月31日(木)」であった場合、3月29日(火)までに購入すれば優待がもらえることになります。

この記事では、初心者でも分かるように

・株主優待の権利確定日と権利付最終日の関係
・権利確定日と権利付最終日の調べ方
・優待企業の権利付最終日の実例

を分かりやすく解説します。

株主優待の基本を知りたい方は
▶︎株主優待とは?初心者でもわかる基本と始め方

もあわせてご覧ください。

株主優待銘柄は「権利確定日の2営業日前までに買えばOK」

株主優待をもらうためには、「権利確定日」の2営業日前までに購入する、と覚えておきましょう。

まずはこの図でイメージをつかみましょう。

株主優待は権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までに購入すれば受け取れることを示した図

この「権利確定日の2営業日前」のことを、「権利付最終日」と呼びます。

【参考:私の失敗談】
株式投資を始めた初期のころでした。

優待銘柄を購入したものの、権利付最終日を超えてしまい、優待を受け取ることができませんでした。

優待銘柄を購入する際には、「権利付最終日までに買う」、ということを徹底しましょう。

もちろん、「権利落ち日の株価下落を狙う」のも長期保有としての戦略として「あり」だと思います。

「3つ用語」を簡単に理解

株主優待をもらうためには「権利確定日」の2営業日前までと覚えておけばいいですが、関連する用語が気になる方も多いと思いますので、3つの言葉を解説しておきます。

  • 権利確定日
  • 権利付最終日
  • 権利落ち日

【図解】株主優待をもらうまでの流れ

「3つの言葉」と「株価のイメージ」を時系列で表すと、以下のようになります。

株主優待の権利付最終日・権利確定日・権利落ち日の関係と株価イメージ

【補足:権利付最終日と権利確定日の間に土日を挟む場合】
上記の例では分かりやすさを考慮して、権利付最終日と権利確定日の間が平日であることを前提に説明しました。

しかし、実際には土日・祝祭日を挟むケースもあります。

仮に権利確定日の3/31が土曜日であれば、権利付最終日は3/28の水曜日になります。

また、権利確定日の3/31が土曜日、かつ、3/28が祝祭日に当たれば、権利付最終日は3/27の火曜日になります。

権利確定日

優待を実施する会社が「●月●日の株主を対象に株主優待を実施します」と発表するのですが、その際の「●月●日」のことを権利確定日と呼びます。

権利確定日は、株主優待の対象となる株主を決めるための基準日となります。

言い換えると、権利確定日までに「株主名簿」に株主として登録されていることが優待を受ける条件となります。

権利付最終日

「権利確定日までに「株主名簿」に株主登録されていることが条件」と説明しました。

しかし、実際に株式を証券会社で購入してから株主名簿に登録されるまでには、2営業日の時間が必要となります。

つまり、株主優待を受けるためには、権利確定日の2営業日までに証券会社に買いの注文を出し、取引終了時点で株を持っている(注文が成立している)必要があります。

権利付最終日までに購入する必要があると言われるのは、このような事務手続きに必要な時間を考慮しているからです。

【補足:取引終了時点とはいつのことか】
証券会社のシステム上で15時までに株の注文を出して、約定まで終わっている状態のことを指します。

例えば以下の図は[楽天ポイント投資]楽天証券でのポイント投資で株と投資信託を買う方法・手順を解説」の記事で引用している図ですが、約定日は権利付最終日と同じ日か、その前の日付であることが必要です。

株の約定日(4月7日)と受渡日の違いを示した取引画面の例(権利確定日前に約定が必要)

上記の図の場合、仮に権利確定日が4/6であった場合、約定日が4/7なので株主優待は受け取れません。

権利落ち日

権利確定日の翌日のことを「権利落ち日」、単に「落ち日」とも言います。

この日になると株主優待の基準日ではなくなるため、一般的には株価が下落する傾向にあります(必ず株価が下がるわけではありません)。

購入単価を下げたい場合には、あえて権利落ち日まで待って株を購入する方法もあります。
(その場合は株主優待を1年間待つことになります)

権利確定日/権利付最終日の調べ方(楽天証券・SBI証券で調べる場合)

株主優待の権利確定日は、楽天証券とSBI証券の株主優待ページからも簡単に確認できます。

楽天証券で権利確定日を調べる

楽天証券の場合、個別銘柄ページの「株主優待」タブから確認することができます。

楽天の権利確定日は「12月末」であることが確認できます。

楽天証券の株主優待ページで権利確定日(12月末)を確認する画面

SBI証券で権利付最終日を調べる

SBI証券の場合も、個別銘柄ページの「株主優待」タブから確認することができます。

楽天の権利確定月は「12月」とだけ記載されていますが、権利付最終日は「2026年12月28日」であることが確認できます。

SBI証券の株主優待ページで権利付最終日(2026年12月28日)を確認する画面

株主優待の権利確定日を調べる方法(公式ホームページで調べる場合)

証券会社の株主優待ページで調べるのは簡単ですが、勘違いすることもあるので、企業の公式ページで確認する方法も覚えておきましょう。

企業の公式ホームページで確認

「IR情報」や「株主・投資家情報ページ」などのページにありますが、会社によって表現は異なります。

実例①:楽天株主優待の場合

楽天の株主優待ページを確認する

楽天の場合、「株主優待制度」というページが用意されています。

楽天グループのIRサイトにある株主優待制度ページ
楽天の株主優待制度は、公式サイトの「投資家情報」→「株式・社債情報」→「株主優待制度」から確認できます。

権利付最終日の確認

「株主優待制度」というページを確認します。

以下の画像から、権利確定日は2025年12月末日、権利付最終日は2025年12月26日と読み取れます。

楽天株主優待の権利確定日と権利付最終日(2025年12月末・12月26日)
楽天の株主優待では、2025年12月末日の株主名簿に記載された株主が対象となり、権利付最終日(2025年12月26日)の取引終了時点で株を保有している必要があります。

【関連記事】

実例②:イオン株主優待の場合

イオンの株主優待ページを確認する

イオンの場合、「株主優待制度」というページが用意されています。

イオン公式サイトの株主優待制度ページ(IR情報内)
イオンの株主優待制度は、公式サイトの「株主・投資家の皆さま」→「株式・債券情報」→「株主優待制度」から確認できます。

権利確定日と権利付最終日の確認

「株主優待制度」というページを確認します。

以下の画像から、権利確定日は2026年2月末日・8月末日、権利付き最終日は2026年2月25日・2026年8月27日と読み取れます。

イオン株主優待の権利確定日と権利付最終日を示した公式資料
イオンの株主優待では、権利確定日(2月末・8月末)時点の株主名簿に記載された株主が対象となり、権利付最終日(2026年2月25日・2026年8月27日)の取引終了時点で株を保有している必要があります。

イオン株主優待の注意点(権利確定日は年に2回設けられている)

楽天は年に1度の権利確定日が設けられていました。

しかし、イオンは年に2回の権利確定日が設けられています。

ここでややこしいのが、いつから株主優待が使えるようになるのか、という点ですが、権利確定日が基準になります。

権利確定日権利付最終日株主優待が使えるようになる日
2026年2月末の株主2026年2月末2026年2月25日2026年2月末
2026年8月末の株主2026年8月末2026年8月27日2026年8月末

【関連記事】

まとめ:株主優待は「権利付最終日までに買う」

株主優待には

・権利確定日
・権利付最終日
・権利落ち日

という少し分かりにくい言葉がありました。

しかし実は、覚えるポイントはとてもシンプルです。

株主優待は「権利付最終日までに株を買えばもらえる」

ここを理解すれば大丈夫です。

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