[2026/4/22更新]
「iDeCoは節税になるの?」
結論から言うと、しっかり節税されていました。
私の妻は専業主婦時代にiDeCoを始めましたが、パートで働き始めた後の「住民税決定通知書」を確認したところ、小規模企業共済等掛金控除の欄にしっかりと拠出額が記載されていました。
我が家の場合、年間の掛金がそのまま控除されており、税負担が確実に軽減されていることが確認できました。
本記事では、専業主婦からパート主婦になった私が、実際の通知書で確認した節税の証拠と、評価益80万円を出している運用の中身を公開します。
専業主婦でiDeCoを始めようと悩んでいる方、これからパート・扶養内で働く予定の方は参考になると思います。
妻が専業主婦時代になぜ私がiDeCoをすすめたのか、その理由はこちら
▶専業主婦にiDeCoは損?節税0円でも妻が加入した3つの理由(我が家のケース)
住民税決定通知書でiDeCoの節税額を確認できた
妻はiDeCoに加入して数年後に、働くようになりました。
すると、金額は大きくないものの、iDeCoの掛金が所得控除になる分だけ「税制優遇のメリット」が受けられる状態になりました。
iDeCoの掛け金は全額所得控除され所得税と住民税が安くなるとよく説明されますが、実際にはなかなか実感できないと思います。
そこで、直近の「住民税決定通知書」の「小規模企業共済」の欄に年間に支払った掛け金の合計額が記載されていることが確認できました。
例えば、年間12万円の掛金であれば、住民税(約10%)だけでも約1.2万円の軽減効果があります。
画像が添付できないのが残念ですが、ぜひ皆さんも一度確認してみてください。
iDeCoの運用実績(評価益:800,611円)と運用商品
2026年4月現在の運用実績(評価益)
税制優遇だけではなく、実際にiDeCoでどれだけの成果が出たのか、という点についてです。
以下の画像はSBI証券の管理画面(2026年4月現在)です(妻の同意を得たうえで提供してもらいました)。
2019年から開始し、2026年4月現在の評価益(損益)が800,611円になっています。

何度も売買を繰り返した結果ではなく、淡々と同じ銘柄を同じ金額を積み立てた結果です。
注:同じ結果になることを保証している訳ではありませんし、投資を煽っている訳でもありません。
運用商品
銘柄は当初は「e MAXIS Slim 先進国株式インデックス」で積み立てを開始しました。
その後、銘柄の分散が広いほうが安心感があるという程度の理由で、銘柄変更を勧め「e MAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」に変更しました。
本当は、「除く日本」よりも「日本」を含めた、より銘柄が分散されている「e MAXIS Slim 全世界株式」がいいのかもしれません。
しかし、iDeCoは商品数が制限されている制度でSBI証券では選択できませんでした。
NISAやiDeCoで商品数が制限されている理由については、「NISAやiDeCo、商品数が少ないのはなぜ?初心者の失敗を防ぐ「選抜」方式」で解説していますので、ご覧ください。
それからは「e MAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」を継続購入しています。先進国株式は売却せずにそのまま保有しています。
つまり、「買うだけ」を繰り返している状態です。

「e MAXIS Slim 先進国株式インデックス」を売却して「e MAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」に一本化するのもいいかもしれませんが、含み益が見えるのがいいようで、そのまま売却せずに残したままになっています。
同じ銘柄を買えば同じ結果になるとは限りませんが、私の妻の場合は手数料をはるかに上回る結果が出ています。
なお、ここで紹介した「e MAXIS Slim 全世界株式」「e MAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」の2銘柄は、「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year2025」の総合順位で1位と7位を受賞する銘柄です。
「e MAXIS Slim 先進国株式」はインデックス部門の12位を受賞しています。
「個人投資家が選ぶファンドオブザイヤー」については「新年度から積み立てを始めるなら何を買うか。2025年受賞ファンドを解説」でまとめています。
将来1円でも働く可能性があるなら、専業主婦のiDeCoは「あり」
iDeCoは「仕事をしている人向けの制度」というイメージが強いと思います。
私の妻は、iDeCoに加入した当時は専業主婦で所得がなく、いわゆる「掛金が所得控除になる節税メリット」はありませんでした。
それでも私がiDeCoを勧めたのは、詳細は「専業主婦にiDeCoは損?節税0円でも妻が加入した3つの理由(我が家のケース)」でまとめていますが、3つの理由があるからでした。
- 理由①:老後資金は必ず必要なので、資金拘束の長さを極度に不安視する必要はない
→老後資金は誰にでも必要なので、少額でもいいのでiDeCoで用意したかった。 - 理由②:手数料も発生した上に所得控除の恩恵も受けられないが、それでもメリットがある
→運用中は非課税、受取時には加入期間の長さに応じた退職所得控除がある - 理由③:妻が家族に気兼ねなく使えるお金を確保しておきたかった
→世の中効率だけではなく、楽しくお金を使える環境も大事
iDeCoのように、使える制度はしっかり使いましょう
巷では手数料が、とか、掛け金の限度額が、といろんなことがネットやYouTubeで言われます。
しかし、長期目線で考えた時、将来少しでも有利になる可能性があれば制度は積極的に活用することが不確実性のある時代には適した対応だと思います。
最悪、働くことがなく節税にならなかったとしても、積み上げた資産は立派な老後資金の一部になります。NISAと比べると手数料は確かにかかりますが、強制貯金の手数料だと思えば安いものです。
破産しても「原則として差押えの対象になりにくい(制度上保護されやすい)」という隠れたメリットもあります。
単に手数料や引き出しやすさだけではなく、iDeCoのメリット・デメリットは自分のライフスタイルや考え方にとって、どんな点がフィットするのか、という視点で考えてみるのもありだと思います。


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