楽天グループの株主優待(第28期:2024年12月末現在の株主が対象) で「楽天モバイル」の「音声+データ30GB/月」プランが第27期に続き1年間無料になりました。
第28期の株主優待内容
優待内容
第28期(2024年12月末現在の株主が対象)の株主優待内容は第27期(2023年12月末現在の株主が対象)と同一内容です。内容としては、株楽天モバイルの「音声+データ30GB/月」プランが1年間無料になります。
2025年3月中旬に発送される「第28期 楽天グループ株式会社 定時株主総会・株主優待 専用サイトのご案内およびID・パスワードのご通知(以下、通知書)」に記載されている優待専用サイトで申し込みます。
100株(単元株)以上を保有する株主が対象であり、残念ながら単元未満株では対象になりません。既に楽天モバイルを利用している株主の扱いですが、契約している楽天モバイルはそのままで、別途無料の回線が付与されます。
ちなみに、株主番号の調べ方ですが、株主宛に送付される「通知書」や「議決権行使書」などに記載されています。
「株主優待専用サイトのご案内」については、以下の関連記事をご覧ください。
楽天の株主優待で「楽天モバイル」が1年間無料になりました
株主優待の利回り
仮に2024年12月16日に楽天株を購入した場合の優待利回りは以下のようになります。
2024年12月16日の楽天の株価は988.2円で単元株の100株購入すると98,820円となります。優待の価値を3,168円/月(※)×12か月=38,016円とすれば、優待利回りは約38%になります。
※Rakuten最強プランの20GB超過後の税込み月額料金:3,168円
ソラタロウの場合、毎月の維持費が3,168円(マイネオ)から1,350円(iij)になり、1,818円/月の維持費削減になりました。
年間では1,818/月×12か月=21,816円のスマホ代節約となり、楽天株の取得価額が59,600円なので優待利回りは約36%です。
「楽天モバイル1年間無料」の継続はないと思っていたので驚いた
ソラタロウは第28期の株主優待では「楽天モバイル1年間無料」はなくなるのではと思っていました。
そもそも、楽天が株主優待で「楽天モバイル1年間無料」を実施した理由としては、以下のように考えています。
①携帯事業への理解を深めてもらう
株主に対して、今こんな状況だから、もう少し辛抱してね、ということでしょうか。
②通話品質向上を実感してもらう
1年間無料はなかなかインパクトがありますね。有料では楽天回線の申し込みに尻込みする人でも、無料であれば使ってもいいかと考える人は多いはずです。まずは使ってもらって、通話品質が向上したことを実感してもらいたかったのかもしれません。その広告効果で契約数の増加を狙っているのでしょうか。
③回線契約数の底上げ(=見た目の数字を上げる)
「楽天モバイル1年間無料」は法人回線をベースにしているものと思われます。よって、楽天が発表している法人の回線契約数には株主優待分も含まれているのでしょう。
楽天ホームページの投資家情報(株式・株主の状況)を見ると、2023年12月31日現在の楽天の株主数は約53万人となっています。
無料であろうとも回線には違いがないので、これだけの契約回線数が増えることになります。
上記の①②については一定程度の効果はあったであろうし、③についても回線数が徐々に増えているのでかさ上げする必要性も乏しくなったと考えていました。
したがって今年は優待での楽天モバイル無料はなくなるものと思っていましたが、うれしい誤算です。
楽天モバイルの使い勝手
通信は悪くないが、通話は時々途切れることがある。気にするほどではないが、大事な電話はメイン回線からかけるようにしています。
楽天の通話品質は以前よりも良くなったとは言えども、デュアルSIMでの運用が必須だと思います。
アプリ(「My 楽天モバイル」や「Rakuten Link Officeアプリ」)で利用状況(データ量のチェックなど)が確認できません。しかし、30GBはソラタロウの使い方だと余るので、利用状況を確認する必要がありません。
SIMはeSIMではなくpSIM(物理SIM)が汎用性があって使いやすいと思います。SIMの再発行は非常に時間がかかるので、最初からpSIM(物理SIM)を選択しておけば、SIMを差し替えるだけで使うことができます。
細かい制限としては、以下の制限があります。
・電話番号は楽天から割り当てされるので自分では選べない
・eSIM⇔pSIM(物理SIM)への変更やSIMの再発行に時間がかかる
・SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象にはならない
無料が継続するにあたって気になった点を確認した
ソラタロウは第27期(2023年)から使っているので、第28期(2024年)の取り扱いについて株主優待ページで確認し、念のために専用ダイヤルにも電話して確認しました。
質問①:第27期(2023年)から使っているが、第28期(2024年)で使うためには再度の申し込みが必要か?
回答:再度の申し込みが必要です
質問②:上記①の場合、電話番号は変更になるか?
回答:同じ電話番号を継続して使用できます
質問③上記①の場合、SIMは変更になるか?
回答:新しいSIMは発行されません(手許のeSIMまたはpSIMはそのまま利用できます)
電話を切る時に株主番号と名前、連絡先の電話番号を聞かれました。
別に悪いことやってないので素直に回答しますが、名前とか電話番号とか聞いてどうするんでしょうか?
【関連記事】
第27期(2023年)の楽天 株主優待については、以下の記事をご覧ください。
楽天の株主優待で「楽天モバイル」が1年間無料になりました
単元未満株の株主優待については、以下の記事をご覧ください。
大日本印刷(DNP)の単元未満株で卓上カレンダーの株主優待案内
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